某大手印刷会社 展示会配布用マーケティング小冊子(超特急制作事例)

生涯忘れられない、超高速マーケティング系案件。

このページでご紹介するのは、マーケティング関連の小冊子のライティング事例です。「コレ、一生忘れないだろうなあ」…コレが、この案件の、終了直後にぼくが思ったこと。それくらい、内容も進行も感慨深いものがありました。

 

【出発点】展示会でマーケティング力をアピールしたい! でも時間が…

さて肝心の内容ですが、クライアントは某大手総合印刷会社。当社がいつもお世話になっている会社で、近年は非印刷系案件も増えているご様子です。

クリエイティブ部門とマーケティング部門の方から相談を受けました…せっぱ詰まった表情で。ご要望は、こんな感じでした。

「展示会のブースで、当社のマーケティング力をアピールするための小冊子を配布したい。後半は当社が実際に受託した事例紹介で、これは内部で作成する。御社には、前半をお願いしたい。セールスプロモーションの基礎知識やトレンドについて、ハウツーっぽい感じでまとめてほしいのだが」

東京ビッグサイトや幕張メッセで行われるような営業・マーケティング系のBtoBイベントで、大々的に「マーケティングに役立つ無料の小冊子を配布しています。ぜひ当社のブースにお立ち寄りください」とアピールしたいとのこと。付箋やボールペンを配布するというのはよくありますが、少しでも来訪者のビジネスに役立ち、かつ自社のマーケティング力の高さも伝えられるような小冊子を来場ノベルティとして使いたいとのことでした。こういう内容、俄然燃えてきます。

 

【制作プロセス】準備時間も推敲時間も、ゼロで書く!

制作期間はわずか2週間。デザインや入稿に必要な期間を引き算すると、当社は3日でこの「前半」の原稿を書く必要が…。資料を集めたり取材したり、という時間はほぼありません。自分の頭の中にあるマーケティング/プロモーションの知識を、クライアントの事業内容とある程度リンクすることを意識しつつ、大盤振舞いで大公開! そんな勢いで書きました。初稿アップ時は、時間がなさすぎて推敲をしていません。こんなこと、初めてですよ。

 

タイトルは、こんな感じ。(ご紹介するにあたり、少し変えてます)

「プロモーションをグイグイ成功させるための たった6つの超原理」

 

見開き1テーマで、6つのテーマ/コンテンツを展開しました。(以下も、少し変えています)

  1. 出発点は、買い手の「心」に埋もれてる!(買い手にフォーカスしたプロモーション企画について)
  2. トレンドは、量でも質でも把握する!(トレンドの見極めと販促への生かし方)
  3. お客さまとの関係づくりは「理想」を描くことから!(エンゲージメント、ライフタイムバリューの最大化について)
  4. 魅せるための戦略をつくろう!(戦略的プロモーション企画の計画例)
  5. 情報システムを使ってプロモーション!(オムニチャネル展開)
  6. テクノロジーを味方につけよう!(時代の変化とプロモーションの関係について)

デザインは、左ページでしっかり本文を展開し、同時に右ページで最近の定番になっているフラットデザインでインフォグラフィック的にまとめたチャートでmマーケティングの仕組みを図解します。この図の下絵も、ぼくが作成しました。Adobe illustratorで簡単に作成し、デザイナーがそれにもとづいてデザインを起こすという流れです。

▼チャートはこんな感じ。複雑なマーケティング思考の解説もあったので、実際はもっと複雑・比喩的。もちろん直感的なデザイン性も担保してもらっています。

何度かの校正作業を経て、無事にスケジュールどおり校了・下版。正直に言うと、納期に間に合わせた安堵感を感じた一方、内容面で大きな不満と後悔が残りました…当時は。今見ると、わりとよくできてるじゃん…という感じが、しないでもない。ま、時間が経って客観的に見ることができるようになったからでしょう。

つくった本人の複雑な想いとはウラハラに、展示会のブースではこの冊子を持ち帰る人が続出。あっという間になくなってしまったそうです。うれしかったなあ。

 

制作物データ

  • 制作期間:約2週間(ライティングは3日)
  • 当社受託:小冊子前半16ページ分の台割構成、コピーライティング、解説用チャート下絵作成
  • ツール仕様:210×210mm、40ページ

 

マーケティングは、学びつづけることが肝要。その成果が、こんなカタチで出ることもある。

マーケティングについては、独学が中心、たまにセミナーに参加するというスタイルで、日々学びつづけています。その積み重ねが、なんだか不思議なカタチで生かされた案件でした。

ご相談は、当サイトの「Inquiry」欄、あるいは当社公式サイトの「Contact」欄(お問い合わせフォーム)からお気軽にどうぞ。

 

※当社旧ブログより転載(一部改稿)

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